こんにちは!
トールペイント歴30年・犬の肖像画を250頭以上描いた、トールペイント作家の小林静恵です。
最近、「ペットロスで仕事を休むことの賛否両論」が話題となっているようです。
皆さんは、ペットロスで仕事を休む事をどう思いますか?
ペットの場合、人間と違い忌引き休暇は認められません。
また、親族を失った場合は職場での理解も深いと思いますが、ペットの場合は微妙です。
ケース・バイケースといったところでしょうか。
有休を使ったり、シフトを変更してもらったり・・・
「責任があるから、出社しなくちゃ!」
でも、職場で感情が高まって泣いてしまったら、困りますよね?
以前、ポメラニアンの肖像画をオーダーして下さったEさんも、
「ペットロスで、仕事中に涙が止まらずに困りました」
と、仰っていました。
ペットが天国へ旅立った後、時間と共に立ち直る人と、辛い症状がいつまでも続く人がいることは事実です。
愛犬が亡くなって辛い!長引いた4つの事例とその対処方法 - 犬の肖像画フィオラ
ペットロスで仕事中にも泣いてしまうのは何故なのでしょうか?
この記事では、ペットロスで仕事中に泣いてしまった方の辛い心中と、ペットロスを克服された体験談をご紹介したいと思います。
- ペットロスで仕事中に泣くのは2つの後悔が関係している!
- ペットロスで仕事中に泣いてしまったEさんの体験談
- ペットロスで仕事中に泣いた時の対処法
- まとめ
- ペットの肖像画をオーダーをお考えの方へ
- なぜ、自分で描くのが一番効果的なのか?
ペットロスで仕事中に泣くのは2つの後悔が関係している!
飼い主さんには仕事や家事などの生活があり、24時間ペットのお世話ばかりをする事は無理です。
帰宅が遅くなってお留守番させたり、遊んであげる時間が少ない日もあったと思います。
でも、わが子同然のペットを愛情たっぷりに大切に育て、できるだけの事はしていたのです。
それなのに、どうして「後悔」しているのでしょうか?
(1)ペットの生育に責任があるから後悔している
おそらく、目上の大切な人を失った場合はこのような気持ちにならないと思います。
ものすごく辛い、悲しいとは思いますが、目上の人を育てる義務はないからです。
でもペットの場合は自分が飼育責任者です。
主治医、フード、お散歩、トリミング・・・
いつどこで何をするのか、決めるのは飼い主さんです。
同じペットでも、飼い主さんの飼育法によっては寿命に差が出てくるかもしれません。
だから、違う病院へ行けば良かった、手作りフードにすれば良かった。
色々な後悔が生じるのです。
(2)もうペットにしてあげる事が無いから後悔している
「お留守番させてごめんね、明日はいっぱい遊ぼうね!!」
そう、ペットが元気ならば「明日」があります。
今日出来なくてもいつかできるでしょう。
それが、ペットが天国へ行ってしまったら何もできません。
今からでもできるのは、手紙を書く、スクラップブックを作るなどでしょうか?
「ありがとう」「さようなら」
簡単な言葉も掛けられません。
今はもう何もできないから、よけいに後悔するのです。
ペットロスで仕事中に泣いてしまったEさんの体験談
Eさんは、北関東在住。
50代の時にポメラニアンのエリ君をお迎えして、お父さんと3人で楽しく暮らしていました。
エリ君は大人しい男の子、育てるのに手が掛からなかったそうです。
そのエリ君が天国へ行ってしまって、Eさんはものすごく悲しみます。
でもその時は、「ペットロス何て私には関係ない」と思っていました。
(1)ペットロスを認めるまで
その後、友人の勧めにより新しいワンコ(同じポメラニアン)をお迎えし、生活も落ちついたかに感じていましたが・・・
ある日の事、仕事での移動中に、街でエリ君に似ている子を見かけドキッとしました。ちょっとした可愛い仕草や真剣な瞳が同じなのです。
次の瞬間、仕事中なのに両目から涙がこぼれて、困りました。
あれは、生れて初めての体験でした。(Eさん)
(2)今からできる事を探し、犬の肖像画をオーダーする
Eさんには後悔することが有りました。
それは、病院へ連れて行くのが遅れた事。
「もう少し越し様子を見よう」と思っていたら、急変したのです。
先生は「高齢だったから急変してもしかたがなかった。」と言ってくださいましたが。
あの時、もっと早く変化に気づいたら?
違う動物病院へ通っていたら?
そうやって、自分を何回も叱っていたのです。
旦那さんから「後悔ばかりしていてもしょうがない、これからできる事を探したら?」というアドバイスをもらったEさんは、フィオラの犬の肖像画にたどり着かれました。
(3)動物病院へエリ君の肖像画を貸し出すEさん
ここからが、私も驚いたのですが・・・
何とEさんは、エリ君が通っていた動物病院の受付にエリ君の肖像画を置かせてもらったのです。
フィオラ(トールペイント教室)の営業活動までして下さって、ありがとうございます。
余談ですが、Eさんがオーダーして下さったのも、フィオラの肖像画を知人より見せてもらったのがきっかけでした。
ペットロスで仕事中に泣いた時の対処法
(1)ペットロスで仕事中に泣いたことを誰かに話す
ご家族、お友達、犬友さん、ご近所さん・・・
分かってくれる人は必ずいます、1人で悩まないで誰かに話すことです。
また、適当な人がいない場合は文字にするのも効果が有ると思います。
この様なブログやSNSなどに、愛犬への想いを記してみたらどうでしょうか?
「私も同じような事が・・・」みたいなコメントを貰えると励みになると思います。
(2)とにかく動いてみる
以前、生徒さんから「恩送り」のお話を聞きました。
自分が受けた恩を返せない場合(ペットが亡くなっているので)他の犬にその恩を返すのが恩送りなのです。
その生徒さんは、愛犬が生前使っていたグッズやフードを愛護団体へ寄付したそうです。困っているワンコに幸せになって欲しかったからです。
フィオラの教室へも参加してくれました。
愛犬グッズ(病院の診察券、乳歯、髪の毛、お気に入りの髪飾りなど・・・)を入れる箱をカルトナージュで、手作りされた方も知っています。
いざと言う時(天災や家事で非難する時)さっと、持って行きたいからだそうです。
まとめ
ペットが天国へ行ってしまったら、もう泣くばかりで何もしてあげれないの?
話しかけたり、ハグしたりは出来ないけれど、天国の愛犬に飼い主さんがしてあげることはあります。
このブログでも
- 飼い主さんが「後悔する」気持ちの仕組みを理解する。
- 辛い気持ちを誰かに聞いて貰う。
- とにかく動く。
などの対処法をお話ししましたが、ペットロスを乗り越える方法は人それぞれ。
万人に当てはまるとは限りません。
ただ・・・
・うちの子の想い出は、こういう事が多かった
・うちの子はこういう事が好きだった!
だから、こんなことをしてあげたい!
飼い主さんだけにしか分からない、アイディアが浮かぶのではないかと思います。
よく、天国のあの子の気持ちを知りたいという人がいますが、霊能者ではない私にもわかります。
「ママありがとう、そして愛しているよ」
ペットたちはたくさんの愛情と思い出をあなたにくれて、天国で笑っています。
そう考えると、ほんの少しですが気持ちが軽くなるのではないでしょう?
ペットが亡くなって、「もう何もできないけれど、でも何かしてあげたい」そう思う事ありませんか?
今からでも、出来ることは少ないですがあります!!
まずは、私の様な者に、ペットの似顔絵をオーダーする事です。
今年も多くのオーダーのご依頼を頂きました。
しかし、それ以上にもっと効果的な方法もあるのです!!
ペットの肖像画をオーダーをお考えの方へ
愛するペットが天国に旅立ち、今からでも何かしてあげたいというお気持ちで肖像画をご依頼いただくこと、本当に嬉しく思います。
そのお気持ちに心から寄り添いながら、少しだけ提案させていただければと思います。
**実は、飼い主様ご自身でペットの絵を描くことが、何よりも癒しとなり、心に深く残る時間になるので、その理由をお伝えします。
なぜ、自分で描くのが一番効果的なのか?
1️⃣ ペットとの思い出を深く感じる時間になるから
描く過程でペットの顔や姿をじっくり思い浮かべることで、その思い出が鮮明に蘇ります。そのひと筆ひと筆が、大切な時間となるでしょう。
2️⃣ 心の整理ができ、癒しにつながるから
手を動かし、色を重ねることで、心の中にある悲しみや感情が整理され、自然と心が軽くなる効果があります。描くことが、何よりのセラピーになるのです。
3️⃣ 完成した絵により、深い満足感と達成感が得られるから
自分の手で仕上げた作品は、プロの作品とは違った特別な価値を持ちます。完成した絵を見るたびに、ペットとの絆がさらに強く感じられます。
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一緒にペットの思い出を形にする素敵な時間を過ごしましょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております😊
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。